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片腕マシンガール【腕が天ぷらになるよ!】映画ネタバレ感想

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日本・アメリカ 96分

監督・脚本:井口昇
製作総指揮:ジョン・シラベラ
出演者:八代みなせ/ 川村亮介/ 亜紗美/ 石川ゆうや/ 島津健太郎/ 穂花
音楽:中川孝
撮影:長野泰隆
編集:田辺賢治
製作会社:日活

【あらすじ】

冤罪で殺人犯に仕立てられた父を自殺で亡くし、弟のユウと二人きりで生きてきたアミ。姉思いだったユウがいじめグループの主犯・木村に殺され、復讐の鬼と化したアミは・・。
見どころは、倫理上問題あるやろというぐらい過激な人体粉砕描写です。

【予告編】 


『片腕マシンガール』予告編("THE MACHINE GIRL" TRAILER)

【以下雑なネタバレ感想です。映画を観てから読むとさらに面白いよ!】

ヤクザの息子でいじめグループの主犯・木村に弟を転落死させられた女子高生のアミ。木村の父親はヤクザの親分で、忍者・服部半蔵の子孫だという。息子に朝から刀で稽古させたり、なぜか自分の血を飲ませたりする映画【稀人】でも血を飲ませる描写がありましたが、お腹壊すって。

www.japanimafrance.com

 加害者宅を訪問したアミは、加害者男子の母によって手を油に突っこまされ、天ぷらにされてしまいます

【↓こんな雑な感じで天ぷらにされます。】

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無茶苦茶な待遇にキレたアミ。加害者男子を殺害して生首を切り取り、男子の母も殺します。この母はアミに首を刺されるんですが・・舌とか内臓ほかいろんなものが出てきてグロいというか汚いコーンとか未消化の米?もでてきます。

木村組では粗相をした板前が指を切り落とされ、それを寿司にして無理やり食べさせられている。こんなところで働きたくない!

復讐に燃えるアミは木村組へ乗り込みますが、忍者戦法を受け継ぐヤクザたちに捕まり、木村父に片腕を切り落とされてしまいます。なんとか逃げ出したアミは、弟の友人・タケシ(同じく木村に殺された)遺族の工場へ転がり込み、失くした片腕に装着するマシンガンを造ってもらうのです。
同じ頃、アミの親友が木村組によって殺されます。女子高生だしもったいないからという理由で死姦される親友・・。おかしいやろ色々と。

中盤まで胸糞悪くなる映画なので閲覧注意です。

木村組がバラエティ豊かな刺客を送り込んできますが、タケシの母・ミキと共に刺客たちを蹴散らしていくアミ。

【↓中身学生らしく赤ジャージの忍者隊。】

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【↓亜美に息子を殺された遺族で結成された、スーパー遺族集団。真ん中の人は体に遺影を描く徹底ぶり。】

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木村組との最終決戦に向かったアミとミキでしたが、諸悪の根源・木村父の謎武器によってミキは死亡します。半蔵様の魂の元に死ね!と決めゼリフを吐く木村父。半蔵怒るだろこれ・・。

怒りに燃えるアミは木村父との決着に勝利しますが、木村母のドリルブラに苦戦を強いられる。しかし木村息子に捕まっていたクラスメイトがオシッコを漏らしたことにより、ドリルブラが感電。木村母・息子共々、アミがチェーンソーで横半分にぶった切って勝利します。自分が敵側だったら絶対にチョイスされたくない武器ですよね、チェーンソーって。

常に血が噴水状態で吹き出すし、理不尽な暴力があるのでじっくり観るとしんどい映画です。何か作業しながら横目で見るといいかもしれません。

【女子高生、ヤクザ、天ぷら、スプラッターが合わさるとこうなる。海外にファンが多いのも頷ける作品です。】

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 【↓映画「オーディション」で恐ろしい存在感を示した椎名栄姫さん主演映画。】

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